千羽鶴を折る意味。

今、家族のみんなで、千羽鶴を折っております。

というのも、



今年に入って　急に母方の祖母の様子が

おかしくなってきたなぁと思って、病院で検査してもらったところ、



アルツハイマーと　診断され、　それからは、病院に寝たきり状態です。



アルツハイマーといっても、

いろんな症状が　あるそうですが、



私の祖母は

目は開けていても、何も見ていないし、何も話さない、リハビリ以外は寝たきりで、

ただただ　空をみつめて日々を過ごしているようです。


歩き回ったり、妄想の世界に住んでいるような言動を繰り返したり

ということもなく、ただ眠ったり、起きたり、しているようでした。



誰が話し掛けても、反応が全くなく　何度　様子を見に行っても、

気分の良くなるものでは　ありません。



むしろ、

自分たちには　どうすることもできないのだ　という無力感や

祖母に対する自分たちの無関心さの結果　ともいえる　今の彼女の状態に　

打ちのめされるために　わざわざ病院にいっているようなものでした。



そんな感じで　数ヶ月たちまして、

ふと　母が

｢ばあちゃんに　千羽鶴でもおろうか｣　といいだしました。



私は賛成し、折り紙を買ってきて、

おとといあたりから　みんなで　ちょこちょこ　折っています。



ブログのページを　更新させるときに　時間かかるので　ちょうどいいんですよ。

(もちろん、一羽折れるほど　時間がかかるわけではないですけど)



千羽鶴を　折り始めたからといって、

祖母の症状が　改善に向かうと　思っているわけではないんです。

ただ、何もできない自分たちのために　折っているのだと思います。




きっと、『ばあちゃんの為に何かしている自分』　になりたいだけなんだろうなぁ。。。


でも、自分たちの気の済むまで　折りつづけてみようかと　思います。

何か　いいことを　思いつくかもしれませんしね(＾∀＾)v